「モンダンヨンピル」とは

「モンダンヨンピル」とは

ちびた鉛筆のこと。

オモニ、アボジが買ってくれた鉛筆。削って、削って、指で握ることもできないほど短くなるまで使った学生時代の思い出。そして、だんだん短くなった筆箱の中のモンダンヨンピルは、もっとも「大切」に使うようになる。これ以上、手に握ることもできなくなると、オモニはボールペンの握り手をつけてくれました。

過去70年、私たちの無関心、日本社会の差別に晒された在日同胞と民族教育は、もしかしてそのちびた鉛筆に似ているのかもしれません。でも、数千、数万のモンダンヨンピルが一つになって、キラキラ輝く新しい鉛筆になるのだと、これからは「希望」を語っていきたいです。


モンダンヨンピル ロゴ Design 윤시호(ユン・シホ)

文字の子音の部分は鉛筆の芯を表現、母音の部分はお互いに手を繋ごうとする姿をイメージしていて、連帯感とみんなの幸せな縁を象徴する。

エンブレムはウリハッキョに登校している学生をグラフィックデザインした。



モンダンヨンピルの事業

ソプン

オンダンヨンピルは、毎年、全国の会員とアーチストで訪問団をつくり、日本のウリハッキョにいきます。一緒に歌って、踊って、たくさん話しながらお互いを知り合う時間を過ごしてきます。頭ではなく、熱い心をもっての出会いこそが、また会えることに繋るのだと信じています。

ウリトレ

これから実現できる統一の時代、その時代を担っていく統一世代を育てる事業として、2017年から始まった交流イベント。在日青年と韓国の青年・大学生が交流を深めながらお互いの悩みや夢を語り合う時間を過ごします。

朝鮮学校差別反対活動

日本社会で根強く残っている在日朝鮮人にたいする差別は終わっていない。むしろ露骨化して兵糧攻めに変化しつつある。その最中、差別を体で体験し、抗する在日同胞、学生たちの戦いにモンダンヨンピルもともにします。

朝鮮学校の問題を韓国社会に発信する活動

集会、キャンぺ-イン、一人デモ、講演会など、様々な形で朝鮮学校を韓国社会に正しく伝える活動をしてます。

在日朝鮮人の歴史と文化を伝える活動

演劇、映画、文学作品などを通して在日朝鮮人の文化や歴史を韓国社会に伝えることで、今まで歪曲され歪んでいた在日朝鮮人の姿を正しく認識してもらうための活動をします。

朝鮮学校を支援する国内外の団体との連帯

段々増えてきている朝鮮学校支援団体と連帯して、韓国社会に朝鮮学校がありのまま伝えられ、グローバル的な連帯を固く結んでいけるように努めます。

会員の小グループ活動で盛り上げていく活動

ウリハッキョと出会った会員たちが自ら集まり、朝鮮学校と在日朝鮮人についてもっと知っていくためのグループ活動をしています。縫い物、若者会、歌の会、読書討論会、料理の会など様々なグループは、モンダンヨンピル活動の力になってます。

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